Q:どんな機種で使えます?
Q:私のシステムで使えますか?
A:
MS-DOS、DOS/Vなどが載っているPCならOK。UNIXもOKです。それから Windows-NT上でも可能です。
現在は、さらに Windows-XP や Vista でも動きます。また、Mac 版もあります。
Q:M (MUMPS) ってどんな言語?
A:
M (MUMPS) の特徴は
・クライアント/サーバ構成が出来ます。
・その中でデータベースサーバーとしても可。
・1万件から100万件のデータの規模でも大活躍です。
・そして分散データベースが構築できます。
・もちろん、ネットワークシステムとしても申し分なし。
Q:他の言語と比べて、どこがいいの?
Q:他の言語じゃだめなの?
A:
それはもー、M のいい点はいっぱいあります。
A-1: PC用流通ソフト:データベースシステムに比べて
・操縦しやすさと、速度が魅力です。
・エンドユーザでも3時間も勉強すれば、ちょっとしたシステムが組めます。
・このプログラムの作りやすさは、プロにとってもありがたいもので、とりあえずのプログラムで処理やその効果を確認しながらプログラムを組んで行けます。
・大規模データベースの処理の速さは、PCハード環境でも実務に十分使える早さです。展示デモでご覧になり確認して下さい。
・また、バックアップ・ジャーナルを備えた、堅ろうなシステムを組むことができます。
・流通ソフトはWindows環境下でGUIに特色があるものなどが提供されていますが、M はプロ用の総合的なソフトウエアツールとして、一線を画しています。
A-2: GUI (グラフィック・ユーザー・インターフェース)
最近の M には、C/C++言語よりずっと楽、Visual BASIC 相当 のM (MUMPS) 製品もあります。
A-3: ネットワーク
・あっと驚く簡単さで、別のPC上の Mシステム(何と、別の会社のでも可能)と通信できます。読み書きだけでなく、レコード単位のロックも可能です。これは最近のことではなく、以前から実現されています。
A-4: 文字列処理
例えば、パターン照合は強力です。
またソートが自動、というのは、文法上は$ORDER関数の威力です。このため、M 利用者なら、他の言語にはソート関数があると聞いて、一体、そんなもの、いつ使うの、ということになります。
A-5: 日本語処理が規格化されている
日本MTAで日本語標準仕様を作っており、これで統一されています。
このため M プログラムなら、別の会社のシステムへ移植しても、書替えなしで動きます。
パーソナルな利用だけだと、あまり感じないかもしれませんが、実務のデータ処理の世界ではプログラムやデータの移植は結構大変なことです。
A-6: 人工知能的な応用
インテリジェントな問い合わせシステムでMUMPSを使うと、実用化への壁がありません。医療用に”電子内科教科書”などいくつかの事例があります。
*LISPやPROLOGを使うと、最初はよいのですが、数百以上のルールを与えるところで、頭をかかえてしまいます。
A-7: 安定し、標準化が進んだ製品が、保証付きで手に入る
M は市販されています。MTA参加のメーカ・ベンダーは出来る限りの責任をもってくれます。
さらにANSI、ISO規格に加え、JIS規格が制定されたこと、また日本語標準仕様もあるなど、標準化が進んだ言語です。
A-8: その他プログラムの立場から
・変数の型を確定しなくてよいこと。
・事前にファイルのレコード設計が完全に出来ていなくても、コーディングしながら試作・修正が可能であることや、可変長データが扱えること。
・ディスク仕様効率がよいこと。
Q:GUI のアプリケーションが作れますか?
A:
GUI を備えたMUMPSもあり、C/C++言語よりずっと楽で、Visual BASIC相当のMUMPS製品もあります。またWindowsとVisualBasicでGUI系を、処理系・ネットワーク・データベースをMUMPSでという設計も増えています。さらに次期バージョンのMUMPSでWINDOWSとの連携を図るMWAPI仕様を検討です。
Q:言語を覚えなくても対話型でデータベースを作ることができますか?
A:
M での言語は、日常語と変わらないものです。これを使えば、対話型でデータベース(グローバル)を定義したりデータベースのフィールドを追加したり自由にできます。
Q: M は言語?でも言語はやだなー
A:
たしかに言語の習得は必要ですが、BASICの変数が判る人なら、わずか1時間で M エッセンスは習得できます。そして M の全貌を理解するには、たったの10時間ぐらいしか、かかりません。
ワープロもかなりのレベルで使いこなせるようになるにも10時間はかかりますからね。