日本エム・テクノロジー学会大会
予稿集
福井県(福井医科大学)
今回の大会は、M言語がISO規格につづいてJIS規格になった年であり、
新しい試みとして、学会大会とは別にM言語フェアの委員会も組織し、データ
ベースショーにも出展を行うなど、今までとは違う年である。
コンピュータ関連の動きも急速に変化し、昨年よりスーパーハイウエイに端
を発して、ネットワークとくにインターネットが急速に伸びた年でもある。
もともとM言語は、ネットワークを古くから活用しており、ネットワークと
は切っても切れない縁である。
ネットワークが注目の時でもあり、今大会では、これらの波に乗り遅れずに、
ネットワーク時代だからこそ「M」ということで、積極的にアピールできるよ
うな大会を企画した。
今回は、大会用のWWWを立ち上げ、ネットワークを通じて情報を公開でき
るようにし、案内からプログラムまでこれらの情報源となるように編集を行っ
てきた。
このため、学会員にはこの企画が戸惑いであったかも知れないが、大会まで
に大会のWWWのアクセスは非常に多く、郵便では案内しきれないような広範
囲からのアクセスであった。
インターネットの利用という新しい試みは、多くの問題もあったが、M言語
や学会の内容について今まで以上に知る人が増えたという点で、今後の大会や
学会の情報提供の方法としての検討の価値はあるように思える。
大会長の方針として、新たな試みばかりをやってきたが、この大会が無事開
けることは、会員の皆様、関係者各位の多大な協力によって実現できたもので
あり、非常に感謝している。
今大会の新しい試みを基に、Mがより大きな発展につながればと思うばかり
である。
第22回大会長
福井医科大学 山下 芳範
日時: 1995年9月29日〜10月1日
会場: 第1会場 ビスコテックススクエア(福井市 セーレン(株))
第2会場 グランディア芳泉 (芦原温泉)
第3会場 福井医科大学
大会長: 山下 芳範 (福井医科大学)
プログラム委員会
委員長: 今泉 幸雄 (サンド薬品(株))
委員: 山本 和子 (島根医科大学)
委員: 田久 浩志 (東邦大学)
委員: 嶋 芳成 (日本ダイナシステム(株))
協賛・協力
住友電工システムズ(株)
日本デジタルイクイップメント(株)
日本ダイナシステム(株)
日本MSM(株)
(株)セーレンシステムサービス
(株)セーレン